私は2013年に旦那さんと結婚しました。
出会ったのは2010年。かれこれ10年以上一緒に過ごしています。
付き合った当初からとにかく大好きで、この人に出会うために生まれてきたんだ〜!ってくらい大好きです。
結婚して9年目になる現在も
大好きが止まりません笑
いちゃいちゃ触れ合うことは減ったけど、日々尊敬するところがどんどん出てくるし
世の中に私の旦那さんが1人しかいないことを残念に思います。笑
こんなに素晴らしい人、もっとたくさんいるべき…!!!!っていう変な熱い想いも芽生えてきています。←
今日は、そんな旦那さんの尊敬するところを1つご紹介します(誰も興味なかろう)。
旦那さんは、自分の価値観や自分の当たり前を私に一切強要しないし期待もしません。
普通こうするじゃん?っていう自分の普通を私に一切押し付けません。
それってなかなかできないことだと思います。
私は一緒に住み始めた時、自分の中の「当たり前」と旦那さんの中の「当たり前」の違いに戸惑いました。
夫婦やカップルだって所詮は他人。
それまで別の家庭でそれぞれの環境で暮らしてきたのだから、価値観は違って当然ですよね。
わかってはいるのに、
何でこれを片付けないの?
何でこれここに置くの?
普通こうするじゃん!
考えればわかるじゃん!
とたくさんの私の「当たり前」を旦那さんにぶつけてきました。
旦那さんは言い返すことはせず、
「うんうん、なるほど、そっか、よし わかった!!」
と、私の言い分を受け入れて改善に努めてくれていました。
一方で旦那さんは、私に何も言ったことはありません。
リビングでうとうとしている時に、
毛布をかけながら「はよお風呂行きーよ。」って言うくらい。
私に欠点がないからだ!なんてことはなく、よくこんな女を奥さんにしてくれたなぁ…ってくらい欠点まるけです。
旦那さんはかなり几帳面で綺麗好きなんですが、私は片付けられない面倒くさがりな女です。
旦那さんが自分の脱いだパジャマを綺麗に畳んで片付けるのに対し、
私は脱いだパジャマは脱いだ場所に放りっぱなし。靴下も脱いだら脱ぎっぱなし。
Roombaのきよしくんが誤って吸い込んで、その場で停止する事件も度々起こります。
わざとやっているわけではなく、
気付いたら散らかっている状態なのです。
クローゼットも常にぐちゃぐちゃで、何がどこにあるのか?自分がどんな服を持っているのか?把握ができないので、
同じ服を何枚も持っているなんてこともあります。
几帳面な旦那さんは、こんな私をどう思うのだろうか…
聞いてみました。
「私片付けできんじゃん。パジャマとか散らかっとるじゃん。なんとも思わんの? 」
返ってきた答えは…
「…
おおお、派手に散らけたなぁって思うよ。
でも別に、ちゃんと畳めよ!とか片付けろよ!とは思わん。
俺は自分がやりたくてやっとるだけなのに、それをあっちゃんにやらせるのは俺のわがままやん。
あんまり散らかっとったらそっと片付けるとかはするけど、別にいらいらしたり嫌になったりとかはない。
苦手なもんは苦手やし
俺は料理できんけどあっちゃんは料理できるやん。
できる人がやればいいし、気になる人がやればいいって思う。」
と淡々と語ってくれました。
仏…なのか…???
逆の立場だったら、私めちゃくちゃ怒ってそう。
なのに彼は何も言わないし、私のデフォルトを全面的に受け入れている。
私を変えようともしないし、
変わったらいいななんて期待もしない。
私という人間はこういうもんだと受け入れているのです。
すごいよね、これって。
期待しない、求めない。
これって案外難しいことです。
期待しない 求めなければ、相手にがっかりすることもないし
相手にイラつくことも少なく済みます。
ああ、だから彼は私に何も言わないんだなって思いました。
それが当たり前のようにできたら、仕事での人間関係もきっと上手くいくだろうな。
わたしも、その人自身を受け入れて認めて、期待したり求めたりしないようにしたいな。
自分の理想通りに相手を変えようとしないように。
旦那さんからは学ぶことばかりです。
」